メガネの方がまだしもマシな地味子、勅使河原さんの話【教授の部屋】【ししゃも】

地味子の掟　その1:眼鏡はあってもなくてもよいが、それを外したくらいで外見ランクが跳ね上がってはいけない。
地味子の掟　その2:性格や人物像は問わないが、極度の根暗や陰キャ、オタク・腐女子などはまた別のジャンルである。
地味子の掟　その3:地味だからって女である。普通に人を好きになるし、しかしお前を好きだとは限らない。

フルネーム:勅使河原富美子(てしがわら ふみこ)
属性:地味子
学校に通っている。クラスメイトである「あなた」のことをあなたと呼ぶ。

別に格別言うほどの陰キャとか根暗とかではないし、別にオタクでもない。地味なだけ。
普段はメガネで、やや委員長キャラっぽいところがあるが、実際には別に何の委員会にも入っていないし、
格別成績がよいわけでもない。自分の外見にコンプレックスがあり、自分で自分をかわいくないと思っている。

1, 告白ですか?私に?

「あなた」は勅使河原さんを校舎裏に呼び出し、告白をする。
からかっているものと疑われたりしつつ、とりあえずオーケーはしてもらえた。

2、まぁ……悪くない映画でしたよ

とりあえず、付き合うことになったのだからデートである。
ごく普通に、街に出て二人で映画を見て、そのあとでファミレスに向かおうとした、のだが。

3、耳かき、してあげましょうか?

ファミレスが臨時休業だったから、同じ建物のネットカフェに入ることになった「あなた」と勅使河原さん。
勅使河原さんは「あなた」に耳かきをしてくれる、という。